人生歴史の主管者(エレミヤ48:11-16)

KakaoTalk_20190825_140319742.jpgKakaoTalk_20190825_140320211.jpgKakaoTalk_20190825_140319230.jpg'モアブはその幼い時から安らかで、酒が、沈んだおりの上にとどまって、器から器に、くみ移されなかったように、捕え移されなかったので、その味はなお存し、その香気も変ることがない。 主は言われる、それゆえ見よ、わたしがこれを傾ける者どもをつかわす日が来る。彼らはこれを傾け、その器をあけ、そのかめを砕く。 その時モアブはケモシのために恥をかく。ちょうどイスラエルの家がその頼みとしたベテルのために恥をかいたようになる。 あなたがたはどうして『われわれは勇士だ。強い戦士だ』というのか。 モアブとその町々を滅ぼす者は上って来、モアブのえり抜きの若者たちは下って殺されたと万軍の主と名のる王が言われる。 モアブの災難は近づいている、その苦難はすみやかに来る。 '
エレミヤ書 48:11-16

●概要
この内容は、モアブという民族が滅びることを予言した聖書の記事である。この予言は終わってから書いた歴史ではなく、その前に滅びを予言したのである。聖書の予言による歴史記述は、一般の世界歴史のように終わった出来ことを書くのではなく、その歴史がどうなるかという予言を書くので、ある意味歴史の始まりを書いている。そして世界歴史はこの聖書の歴史の予言を証明するようなかたちになっている。つまり、これを通して、人間の歴史を導くのは、聖書の神であることを証明している。

聖書には、イスラエルはもちろん、その周辺の国、また世界を支配していた帝国の歴史までも予言していてその通りになったのである。

●予言者、エレミヤ
実は、この予言を書いたエレミヤは、BC600年頃に活動した予言者であるが、彼はおもにイスラエルが今のイラク地方にあった強大国バビロンによって滅びること、また素直にそれを受け入れるように予言した人である。彼は、このエレミヤ書の中でイスラエルが70年間バビロンの捕虜となるが、その後帰ってくること、そして最終的にはこのバビロンも滅びることを予言し、自分はエジフトで最期を迎えた悲運の予言者である。

※このエレミヤのように真理を言うのは勇気、苦しみを伴う。

●モアブの地理的特徴
モアブは、死海の東側にいて非常に肥沃でまた地形のことで外部の侵略が少なく、砂漠のオアシスのような地域である。今はヨルダンという国に属している。イスラエルとは親戚のような国であるが、関係がよくなかった。父と娘の関係で生まれたという独特な民族である。

実際、このモアブはしばらくしてアッシリアによって滅びてしまった。
●なぜこのモアブが滅びるようになったのか
①偶像(ケモシ)
戦争の神、ケモシを崇拝して、民が堕落の道を歩むようにした。偶像に支配されると、人間は正しい神に戻ること自体ができない。試練や苦しみを通して、神のことを考えるけれども、そこに偶像、間違った神がいると、まことの神に戻れない。なので、神様は彼らの容器、国、生き方を完全にひっくり返す必要があった。

②平和ボケによる腐った匂い。高慢
●ぶどう酒の作り方に例えて、彼らの腐った匂いを叱っている。
ブドウ酒を造るときに必ず必要なことが、何回か葡萄酒を移し変えることで、だんだんきれいで美しい葡萄酒になっていく。それをしないと、ブドウの粕が容器の下に残っていてそれによって匂いがする葡萄酒となる。なので、粕を除去するために何回か新しい容器に上の葡萄酒だけを別の容器に移す作業を繰り返す。神様もたまには、私たちの人生という容器を傾けるか、場合によっては完全にひっくり返すことがある。それによって人生の高慢の粕や罪を除去することがある。痛いけれども、それで人生が新しくなったりする。皆さん、何回か人生を移しかえていくというか、傾けるときがあるかもしれないが、しかし一番残念なタイプは、この世では移されることがなく覚醒して神に戻る機会ももてないまま、死んでから地獄のほうに移されてしまうことである。こうならないように努力しよう。

●流れないで溜まった水は腐る。平和がずっと続くと、人間は腐る。新しく自分を変えていくことをしないと、人間は腐敗する。

●苦しみ、試練、大変さがあって人間は腐らなくなる。
だから、平和、何も起こらなかったのがただいいわけではない。むしろ、今の平和や静寂は、堕落の匂いを発するかも。今、安楽、平安ならば、まるで自分が得たかのように高慢になりやすい。本当は神様に感謝すべきなのに。その感謝はなくなって自慢と高慢になると、腐る匂いがする。それは滅びの前兆かも。

●世界の帝国の歴史の予言( ダニエル書 2:31-35 ):聖書には、エジフトやアッシリアという強国はもちろん、バビロン、ペルシャ、マケドニア、ローマという帝国の歴史、上記の聖書に予言されている。このように神様は世界の歴史を予言し導くだけではなく、あなたの歴史や運命もコントロールして導く方である。これについては今度学びをしてみたいと思う。


●人間の歴史は、神によって動かされる。個人の歴史もそうである。
したがって、私たちは自分の歴史や運命を導く神の前で、謙遜であること、そして、自分の中の高慢や自慢より、神に感謝すべきである。同時に、死んでいる神ではなく、このように人間と共に生きている聖書の神様に戻ること、そういう信仰をしっかり確立する必要があります。
今が苦しみの連続であるならば、きっと神様によってそれはよい方向に導かれるようになるでしょう。また今が何もなく平和であるならば、それは私がよいからという自慢や高慢ではなく、神様への感謝と、神へのさらなる献身と堅い信仰への材料とすべきでしょう。永遠なる平和も、永遠なる試練もないからである。しかし、神の中ではそのどちらも意味あって、大事である。今の自分の歴史と運命もこの聖なる神様にかかっていることを知って、この神に信仰を置き、感謝をささげてみませんか。

●結びの祈り
天の父なる神様! きょうは歴史、また自分の人生を導く神様のことについて学びました。神様は予言を通して神様のことばに耳を傾けるように、そして神に戻ってきてその方に祈るようにと、教えています。私の中の偶像や高慢を捨て、きよい心をもって神に感謝をささげ、また神に近づく機会となりますように。平和ぼけでひどい匂いする人にはならないように、また偶像に支配されて一生を無駄にすることがないようにお導きください。イエス様のみ名によって祈ります。

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