ヤコブに留まらずイスラエルに変わっていく(中心聖句;創世記32:24-32)

彼はイサクとはあまりにも違う生き方である。親子であるが、正反対である。ヤコブにお関する記事もかなり長い。彼の人生も波乱万丈であった。彼の人生と信仰に学ぶところが多い。
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1.ハランでの訓練(図の①)
●ヤコブは青少年時、出来の悪い青年だった。騙す、長者の権利奪う、人の足を引っ張るものでした。兄には悪いことをしたので、彼は逃げるしかなかった。
●ハランで厳しい人、厳しい環境に出会って、20年間で大きく成長した。

■神様の前で逃げる道はない。逃げるところが、ばったり神様の訓練の場所になった。問題が起こったら自分を直す計画を立てないで、逃げようとするのが、人間である。でも神様には、逃げ道はない。逃げたところで、さらなる訓練は始まる。会社が嫌になったから、教会が嫌になったから、友たちと嫌になったから。。。。

■ハランに逃げ、彼は自分よりレベルの高いラバンというおじさんに出合い、訓練が始まった。

■人はなかなか直らない、つまり訓練しない。しかし、自分の悪いところが、自分よりもっとひどい人に会ってみて、初めて訓練になる。今までは、自分の悪さがあまり気にしなかったけれども、同じことを人がすることを見ると、腹が立つようになる。腹が立つところからですね。人間は本当に二重的な存在です。自分がするときは、何もなかったかのように思われ、人がすると腹が立つ。

箴言27:17 鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる。

■一般に金属は、少なくとも自分と同じ硬さか、それ以上の堅さを持つものとぶつからないと研がれることはない。

■怠けものは自分よりひどい怠け者に会ってみてから。悪口をする人は、自分よりひどい悪口の人に会ってから。ずる賢い人間は自分よりずるい人間に会ってみてから。

ヤコブは20年間20年間だまされ続けながら、厳しい訓練を受け、大きく成長した。もちろん、彼はそこで4人の妻と子供を設けるようになる祝福も得た。

●訓練には、二つがあって可能である。
 一つは、神様との出会いというか約束。
 もう一つは、環境(人や周りの状況)


神様との出会いなしには、いくら苦労しても信仰的にそれほど有益にならない。
また、神様との出会いはあっても、環境がなければ、それも訓練はできない。

●ヤコブの場合は、この訓練の約20年の間に、大きく2回の神様との出会いがあった。始まる時と終わりの時である。

一番目の場合は、逃げるその夜、ベデルというところで、神様と出会い、守ってくださり、帰ってくるように導くという約束をもらった。訓練突入である。2回目は、彼が20年後故郷に帰るときに、ベヌエルで神様と出会った。これについては後で話す。

■皆さんの会社こそ、最高の訓練場所。逃げるのが最高ではない。嫌な人も、厳しさもあるでしょう。そのたびに逃げると、それはよくない。成長ができない。あまり環境が良すぎても祝福ですが、よくなくても受け入れる。


2.ベヌエルでの神との出会い(図の2)
2回目は、この訓練の終わりころに、故郷に帰ってくるときに、兄のエサウと出会う前のペヌエルというところである。兄エサウに出会うようになるので、非常に恐れていた。その時に、彼は神のみ使いに出会った。20年間、大きく成長した彼は、今度は神のみ使いと夜通しで戦って、勝利をする。いや勝たせてもらった。ベデルでの最初の出会いでは、一方的に神から約束と励ましのことばがあった。信仰がなかったから。しかし、今は、彼も成長し、もっと素晴らしい、水準の高い神との出会いと、そこからの大きな変化をもたらした。

彼は表面的には勝ったかもしれないが、実は彼はこの戦いで大腿部の骨が折れた。一方では勝利したかもしれないが、一方では自分が負けたというか、自我が折れた。勝手にしようとする自我、神の力より自分の力に頼るという自我、こういうのが折れて初めて、信仰者は成長する。これこそが高い水準の神様との出会い。

■問題に直面した時には、神様と信仰の戦いをして、祈りで解決する。

■祈りをして祝福されることもよい。しかし、自分が折れること、これが真の成長。自分の思い、自分の夢、自分の力だけで生きるのではない。

■美味しい中身だけ、きれいにえぐりとって食べては、他の部分は捨てる。

成長とは祝福をもらうことだけではない。成長は、自分が、自我が、肉的な力が折れることである。

それで、彼はヤコブからイスラエルに。全く新しい人に変わった。

3.シェケムでの教訓(図の③)
●多分、ヤコブはハランから帰ってきては、すぐシェケムに行くようになった。そこで住むつもりだったかも。

●シェケムは族長たちの宗教の中心地である。しかし、ここは偶像礼拝の中心地である。
ヤコブはここに住むために来た。お金を払って購入した(33:19)。

33:19 そして彼が天幕を張った野の一部を、シェケムの父ハモルの子らの手から百ケシタで買い取った。

●しかし、神様は、そこは違うと思っていた。そこは不信仰に落ちるしかない町である。そこは偶像の都市、異邦人との結婚で完全に信仰が崩れるはずである。

34:9 私たちは互いに縁を結びましょう。あなたがたの娘を私たちのところにとつがせ、私たちの娘をあなたがたがめとってください。

●ディナの事件(34:2)が起こる。つまり、そこは非常によくない地域である。必ず、そこに住めば大きな不信仰で苦い人生になるしかない。

●神様は、ベデルに行き(創世記35:2,3)、祭壇を造ること、そして最終的には自分の先祖が住んでいて、またお墓まである、マクペラの洞穴があるヘブロンに行って住むようにと願っていたようである。

●ベデルは、彼にとってすごい大事な場所、最初神様に出会った場所、そこに生き、神様との関係を再確認し、彼は下に降りていき、ヘブロンに行きついた。

●シェケムでひどい目にあって、彼らはそこに住むことができなくなり、移動し始めた。その時に、彼らは偶像関係の持ち物を全部埋めてから出た。

35:4 偶像をセケムに埋めてから、ベデルへ行って祭壇、約束確認(35:11)。そこでまた神様と出会い、同じ約束の言葉をもらい、再確認できた。

●それから、彼はアブラハムが墓を造ったマクペラの洞があった近く(ヘブロン)に行き、住み着いた。周囲には、先祖の墓、ベデルという自分の約束、など自分の信仰を守る環境に囲まれていた。これが非常に大事。

■証し)むかし、私の家近くにも信仰共同訓練の場があった。信仰環境作りの大切さ。
■私たちはどこで住むのかは大事である。それは自分の信仰を左右するようになる。シェケムで済んだならば、彼らは異邦人と結婚で信仰が薄くなるだけではなく、偶像礼拝になるだろう。
■だから、神様は信仰的な環境がある、ヘブロン(先祖たちのスンダどころ、お墓)に住むことであった。
■どこですむかで、信仰が強くなることも、破壊されることもある。


結びの祈り
天の父なる神様! きょうも主の恵みに感謝します。きょうはヤコブの信仰人生からたくさんのことを学ぶことができました。ヤコブのように、少しずつ訓練を通して、水準の高い信仰へと成長していけますように。祝福だけ願うのではなく、自分も変わることを求めていけますように。ヤコブのように、自我や肉的な要素が除去され、神の力で生きていける信仰者となりますように。また、訓練のために与えられた環境を通しても成長していけますように。神様との深い出会いも、主が与えてください。イエス様のみ名によって祈ります。アーメン

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