「天路歴程」から学ぶ <天の都への旅路2>:狭い門からの旅路(マタイ7:13-14)

1.狭い門
「たたきなさい。そうすれば開かれるのです。」と門のところに書かれていた。

✪狭い門の門番(善意氏)
・その門から遠くないところに悪魔、ベルゼブルが住んでいて、狭い門に入ろうとする人たちに矢を打ち、攻撃をするので、たまに狭い門まできては、死ぬことがあるので、狭い門に着いたらすぐ中に入ることが必要である。

※(セリフは池谷敏雄訳の天路歴程から引用)
・門番の質問に主人公は答える:世渡り氏、いい加減氏のことなど、いろいろと明かした後、結局自分しか残っていなく、残念だと話した。
すると、門番は、
「かわいそうに! 天の都を目指しているなら、わずかな危険くらい、ものとせずに旅を続けるべきだったでしょうに」

・主人公は、門番に背中の荷物を取り去ってくれないでしょうか。
・門番の善意氏は答えた。
「その荷物を取り去ることのできる人間はいません」
「救いの場までいかないと、その荷物はおろせないでしょう。」

それから、門番は前に進んでいけば、注解者の家がるので、そこに行くように勧めた。

2.注解者(聖書を解き明かす人):先生やラビ

①イエス様の壁掛けの絵:目は天、手には聖書、唇は真理が書かれ、背中にはこの世があり、頭には冠がある。つまり、旅路で一番覚えるべき方である。

②ほこりだらけの部屋:注解者は彼を汚い部屋に連れて行った。この部屋は、罪や悪に溢れる人間の心。主人は一人の男にほうきを与え、床をはくようにした。すると、ものすごい埃で部屋中がいっぱいになり、鼻を覆わなければならなかった。しかし、その後主人は女中に水をもってきて水を撒くようにした。その瞬間、部屋がきれいになった。これに対する説明が続く。ほうきは律法であり、律法は静かに眠っている罪や悪さを舞い上がるようにし、それで息ができないほど苦しくするが、人間の心をきれいにする力はない。しかし、水は福音で、人間に罪や悪からきれいにすることができる。福音は十字架のことである。

③欲張りと忍耐(小さい二人の子供が椅子に座っていた):上は短気君、下は忍耐君。短期君は不満のような顔、忍耐は落ち着いていた。
・短気君:世を愛する人。忍耐君:来世を愛する人。

✪短気君:その不満の理由は、家庭教師が高価なプレゼントを来年まで待たせたことに腹を立てていた。仕方なく高価な宝のプレゼントをもってきて、短気君の前におくと、彼はすぐそれを使い終わってしまった。
・今すぐ現世のものを手に入れないと気が済まない。よいものをもらうために、明日、来年、来世まで待てない。短気君のような人々は、
「手の内にある一羽の鳥は、森の中の2羽に相当する」と考える人で、現世を重んじる人たちである。

✪忍耐君:もっともよいものを待つ子。彼は相手が全部使い終わって何もないときに、自分の栄光を持とうとする。
・最初のものは最後のものに席をゆずらなければならない。しかし、来世のものは次に来るものがないので、席を譲る必要がなく永遠である。最後のものは、あとつぐものがないので、そのまま永遠に残る。
・分け前を先にもらってしまと、すぐなくなるが、後にもらうと永遠に続く。
・ルカ16章の物乞いのラザロは最初はよくないものをもらい、金持ちは先によいものを全部もらってしまった。しかし、死後は反対となってしまった。
・見えるものは、一時、見えないものは永遠である。
・今欲しいものを手に入れるより、のちにそれをもらうようにすること。
・しかし、この世のものと人間の体の欲は相性がすごくよくすぐくっ付く。
・しかし、この肉の欲とくるべきものとは相性が合わず、我慢しにくく、苦しい。

④壁のあがる炎:別の部屋には、壁から炎が上がっていた。その炎を消そうとする人がいた。しかし、後ろに回ると、見えないところで、逆に火に油を注ぐ人がいた。
・ここで、炎は人間の心の恵の炎であり、それを消そうとする人は悪魔。見えないところで、火に油を注ぐ人はキリストである。

⑤麗しい宮殿:宮殿の上には黄金をまとった人々が歩いているのを見た。それで彼は喜んでそこに行きたいと話した。宮殿の戸口に行ったが、大勢の人でにぎわっているものの、誰も入らなかった。これを通して天国のことをいつも心に留めて、道を進むように言われた。
・鎧をつけた男らが立っていて、入る人々を威嚇していた。やっと一人が来ては、名前を書かせ、対抗する武装者を振り切って中に入った。

⑥暗い部屋、鉄製の檻の中に一人の男:堕落者、昔は熱心な信者でしたが、今は堕落して絶望に包まれていた。
・聖霊を冒涜し、つい悔い改めさえできなくなってしまった。
・昔自分も天の都にいこうとしていた。
・悪魔を招き、神の霊を怒らせた。キリストをまた十字架に釘づけてしまった。
・この世の情欲と快楽と、利益にはまった。

⑦寝床から起き上がって服を着始める人の姿:彼は夢の中で、すべての人がイエス様に出会い、天に引き上げられたが、自分だけはそれができず、大きい穴の中に吸い込まれた夢を見た。それで体をふるえていた。つまり、世のことに夢中になって神のことに気を配っていないことへの後悔。

3.十字架の丘
・その十字架を見上げるときに、背中の荷物が落ち、転び、墓の中に吸い込まれた。
・そして、3人の天使が現れ、それぞれ何かを与えた。
・一人目;あなたの罪は赦された。二人目;クリスチャンの泥まみれの服を脱がせて光り輝く新しい服を着せてくれた。3人目:彼に巻物(天国通行手形)を渡してくれた。

✪その丘の始まるところで三人が鎖につながって寝ていることを見る。彼らはいつも寝るばかりで、まったく前に進もうとしなかった。
 ・間抜者、無情者、顔厚者

4.苦難の丘
・形式氏、見せかけ氏が垣を飛び越えてきた。そして、主人公にこう話した。
「我々は、うぬぼれの国で生まました」
「だったら、どうして狭い門から入らずに、石垣を飛び越えてきたのですか? 門から入らない者は、泥棒か強盗だと言われているのを知らないのですか?」

・そして、この二人は、苦難の坂が始まると、坂をそのまま上らずに左と右にある、逸れ道、近道に行ってしまった。
・左の近道;形式氏、暗い森、危険な道、この人はこの森から迷い出られなくなった。
・右の近道;見せかけ氏、その道は凸凹で穴ができたりしていた。滅びの道で、彼はつまずいて倒れてしまい、起き上がることができなかった。

4.あずまや
クリスチャンはそこで休む。そこで眠り、巻物を忘れて旅をつづけた。
「怠け者よ、ありに行って学びなさい」で、彼は起きた。
道をかなり進んだ後、それが分かって戻ってくるという厳しさを味わう。少しの不注意で遠回りをすることもあることを、強く感じた。


5.坂を上る途中で二人の逆戻りをする人に出会う
2人の方が、逆に歩いてきた。臆病氏、不信仰氏。
彼らは、話した。
・天の都に行こうといったが、危険が続くので仕方なく、引き返した。
・しばらく行くと、ライオンが2頭いて、私たちを攻撃するとしたので、帰るしかなかった。
・クリスチャンは、この話を聞いて迷うようになり、天使からもらった巻物を探したところ、それがなかった。それで、あずまやに戻る。
・その巻物は天使からもらった天国通行手形であった。
・結局、彼は同じ混乱の丘を3度も通るようになった。すごく悔しく思う。自分の不注意。

6.美しい宮殿
・宮殿の手前には、先ほどのライオンが2頭いた。巡礼者の肝試しのために置いた。
・ライオンの先に宮殿があり、その前には門番の小屋がある。
 (門番の名前は「よき備え」)
・門番のアドバイス:ライオンは鎖につながっている。できるだけ真ん中を通りなさい。
・そして、宮殿には、聡子、敬子、慎子、愛子の4姉妹が住んでいて旅人をもてなしていた。
・やっとクリスチャンは宮殿に受け入れられて入った。
・妻やこどものこと、天の都に行く目的などを証す。

✪翌日、彼は珍しい武器庫を見せてもらった。
・モーセの杖、ギデオンが敵を打ち破るときに使っていたたいまつ、サムソンが使っていたろばの顎骨。ダビデの石投器、剣、鎧、兜などがあった。
✪もう一晩して彼はある部屋を見せてもらう
・平安の間:屋上の南に向かう間に案内された。そこで見た光景は天国のようで、その地は何と言いますかと聞くと、そこはインマヌエルの地です。「楽しみの山々」を見せてくれた。つまり、インマヌエルのイエス様がいるところ、天国だと話す。

それから主人公は4姉妹と別れる。
その前にしっかり武装させてもらって、武器(鎧、兜、剣)ももらった。
そして娘たちは彼を下り坂の屈辱の渓谷まで見送ってくれた。

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