天路歴程から学ぶ:信仰の巡礼の道で遭遇する敵(詩編23:4、71:16)

天路歴程N_アートボード 1.jpg
屈辱の谷でアボルオンとの遭遇:彼は滅びの都市の支配者
アブルオンが怒った理由
①お前は滅びの都市にいた時、私に忠誠を誓ったのではないか
②お前は居眠りで大事な天使からの巻物を落としたのでは
③お前は密かにこの世の幸福を求めたのでは
④私の支配権が奪われたから黙れない
⑤私に忠誠すると、賃金2倍払うよう。
(主人公の答え:その賃金は死ではないか。それでは生きていけない(ローマ6:23))

確かに、主人公は戦いの中で傷を負ったが、美しい家で武装させてもらったおかげで勝利した。

死の陰の谷
・この道は非常に狭く、右は溝左は沼である。地面は、穴、網、罠で一杯で暗闇、悲鳴、死骸、骸骨で溢れていた。
・入り口から煙、怪奇な声、悲鳴が鳴り響いた。
・後ろから悪魔が近づいて、神を侮辱する声でささやいた。(これはまるで自分で話すかのように思えた)

詩編71:16 神なる主よ。私は、あなたの大能のわざを携えて行き、あなたの義を、ただあなただけを心に留めましょう。
このみことばでその悪魔は退いた。

そしてどこかでまた人の声が聞こえた。
詩編23:4たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。

この声から主人公は
①別の自分以外の信仰者がいる ②神が共におられる ③しばらくするとその同僚にも会える、という希望を持つことができた。 

・ここで逆に戻る2人(臆病氏・不信氏)を目撃した。

信仰氏との出会い
・しばらく前を歩くと、先ほど詩編を発してくれた人、信仰氏と出会う。
・彼の証しを聞く;
 信仰氏は、滅びの都市を出てしばらくして、浮気女に出会い苦しむ。苦難の丘のふもとでアダムとその3人の娘に出会い、一緒に暮らすように迫られた。彼は一緒に暮らすように求めた。また3人の娘とも結婚してよいと話すが、拒む。アダムさんの額に、”昔の人とその行いを脱ぎなさい”と書かれていたので、信仰氏は逃げた。その後、主人公は律法の象徴であるモーセに出会い、死ぬほど殴られ苦しめられた。彼には慈悲がなかった。その時に、愛のイエス様が来て助けてくれた。その後、羞恥氏との出会い、引き返すように説得されたが、拒んだ。
洞窟:骸骨(法王・異教徒)

・異教徒たちに騙されて殺された人々の死骸。
・人々を違いう道に導き、騙そうとしたが、それから逃れた。

口達者氏との出会い
滅びの都市の口先町に住んでいて、背が高くて格好よい男である。
彼は信仰はあくまでもご利益のためだと考える人。
口先はうまくて、それを聞くとみんな錯覚するくらい。それで誤って正しい信仰から外れる人が多い。
信仰はなく、ことばだけ。
祈りも、悔い改めも、新しく生まれることについても話すが、実際彼はそれらとは遠い。
祈りも悔い改めもしない。
新しく生まれることも知らない。
子どもたちも同じく育てる。
2人の巡礼者は、この人に向かって神の恵み、福音も知らないうるさいシンバル(Ⅰコリント13:1)と話す。また、はっきりとした音を出さない楽器(Ⅰコリント14:7)だとも非難した。

●巡礼者は救われた人の特徴について彼に聞いてみた。信仰を試すために。
①口達者は、神の恵みを知った人は罪を非難するだろうと話す。
・しかし、信仰氏はそれではなく罪を嫌うべきだと、答える。つまり、罪を悲しむようになる。それがないと、また罪を繰り返す。

②救われ、恵みを知る人は、福音の知識をしっかり持っているだろうと話す。
・しかし、実は彼は自分からの体験や従順の告白がない人である(マタイ23:33)。長い間聞いた話を通して知識はあるし、関連聖句も100個以上言えるが、行いはなく、彼はバリサイ人と同じである。
・神の国はことばにあるのではなく行いにある(Ⅰコリント4:20)。
・その知識は救いや行動を生み出せるようなものではない。ただの死んだ知識に過ぎない。
・神の福音を知るだけではなく、恵みを悟り、それが自分も自分の周りの人にも影響することが大事である。

”彼は外では聖者、家の中では悪魔”。
彼は敬虔の意味が分からない。敬虔とは、世俗に染まらず、孤児ややもめを顧みる(ヤコブ1:27)。
神はことばをもってではなく、行いをもってさばく。
行ないは中身、知識は殻である。裁きの時、中身がなければ、飛んでしまう。

伝道者の登場
①冠を逃してはならない ②疲れ果ててしまわない限り、時になると刈り取る ③血を流すまで戦いなさい

虚栄の市場
・悪魔、アボルオン、ベルゼベルたちが向けている。
・この世のすべてもの、ことを売買する。
(地位、名誉、美しい、妻、子供、昇進、遊女、セックス、不倫、骨とう品、宝石、身分、称号、勲章、娯楽、スリ、強盗、強姦、喧嘩、暴力、殺人などが行われいる)
・あらゆるむなしいことが売買されている。

伝道者の書1:2 空の空。伝道者は言う。空の空。すべては空。

・フランス通り、イギリス通り、イタリヤ通りなどがあり、中でもイタリヤ通りが繁盛。
・この巡礼者二人はそれらを見もせずに歩いたので不思議と思われた。
・そして彼らは何かの購入を勧められると、真理のみ買いますといって、攻撃のターゲットとなった。
・捕まり裁判を受ける。裁判官の名は、不公平卿。
・信仰氏は厳しい苦しみを受け、裁判の後処刑された。
・すると、天から馬車がおりてきて彼を乗せて消えていった。
・しかし、この信仰氏と主人公の証しを見たひとりが、クリスチャンとなって、主人公と一緒に天の都へ行くことを決めた(それが、これからともに歩く希望氏である)

希望氏の出会い
希望氏の証しを聞く

両足掛け氏との出会い
●金オガミ村出身。
・親戚は移り気候、日和見、口達者、2重人格、義理のお母さんは偽造さん、またその村の教会は2枚舌の牧師が努め、自分の叔父である。
・彼は時代の流れの判断がうまい。時代を逆らってはならない。時代の流れに乗るのがうまい。聖書は理性も大事ではないか。アブラハムも信仰ゆえに金持ちとなったのではないか。
・それから彼の友たち3人も現れる:執着氏、両替氏、金オガミ氏(彼らは貪欲の国の蓄財学校の同窓生)
・その学校ではあらゆる方法を用いて金儲けの方法を教える。(詐欺、暴行、脅迫、騙す技術などを教える)

●彼らは蓄財の必要性を主張する
①蓄財しないとバカ(しない人は正直ではない)
・牧師さえももっとお金をもらうところを狙うべき。多くお金をもらうと、一生懸命働き、その結果信者にも益になるのではないか。商売者も、うまく売ることで信仰もよくなり、お客さんも多くなり、みんなに助かるのではないか。 

・巡礼者(主人公)の答え:ヨハネ6
26 イエスは答えて言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからです。

・パンをもらうために、信仰すると可笑しくなると答える。
・異教徒ハモルのシェケムは、ヤコブ一行に割礼したらイスラエル人と結婚できると言われ、割礼を受けた。
・バリサイ人:祈りを長くするが、彼らはやもめのお金を奪う工夫。
・ユダは献金箱を盗むために弟子となった。
・魔術師にシモンは、金もうけのためにお金を払って聖霊を受け、奇跡を行なおうとした。

このようなものを得るために信仰を持った人は、今度はそのため信仰を捨てるようになる。

ご利益の丘の銀鉱山
・デマス(パウロと一緒に働いてが、この世を愛するゆえにパウロから離れた人)が、鉱山の前で人々を誘っている。
・デマスのお父さんは、ユダ。
・主人公と希望氏はまったく相手にしなかった。
・しかし、後ろから来ていた口達者たちの仲間は、そこに入った。そこで、足を滑って鉱山の穴から落ちて、毒ガスを吸い、死んでしまった。

ロトの妻の像
この世への未練を捨てずに、滅びの火に遇い、塩柱となったロトの妻から教訓を得た。

いのちの側の側道
各種実を食べる。安息、癒し、ユリ、お花、草原。一休みができた。

疑いの城
・広い草原が続くところにきた。そこには、横にもう一つの道があった。草原の道である。
・希望氏の反対があるにも関わらず、主人公の意志で連れ込んだ。
・やがてすごく暗くなり、そこで出会った自信家氏が先導してくれたが、彼は前が見えず穴に吸い込まれて死んでしまう。
・それからすごい雨、雷、川や道が氾濫して進むも退くもできずにいた。

●城の主権者、絶望の巨人が現れた。
・彼は二人を自分の家の庭にある檻に入れてしまった。何も食べずに生きた。気絶するくらいこん棒で殴られた。その後も死なないから、奥さんの指示で彼ら自らが命を絶つように誘導した。それで、毒瓶、ナイフ、罠を与えた。それでも死なないため、巨人は彼らを自分が今まで殺した人々の骸骨や死骸のある所に連れていき、見せながら10日後にはあなた方もこうなると脅迫した。主人公は死にたいという願望でいたが、希望氏の説得で自殺をしないことに決めた。主人公は完全に希望を失い、死ぬことを望んでいた。しかし、希望が彼を慰めていた。

・殺されることは自分の体だけ死なせるに過ぎないが、自殺は自分の体や霊魂までを殺す完全な破壊である。
Ⅰヨハネ3:15 兄弟を憎む者はみな、人殺しです。いうまでもなく、だれでも人を殺す者のうちに、永遠のいのちがとどまっていることはないのです。

・その檻から出るためには、いくつかのところのカギを開けなければならないが、それができないため、逃げることもできなかった。
・しかし、ふと主人公は前もらっておいた、自分のポケットの約束のカギのことが思い出され、もしかするとこれで全ての門を開けるかもしれないと思って、してみたところ、全てが開けられた。それで彼らはやっと脱出ができた。

・二人を交わりと祈りで生き残った。

<結びの祈り>
天の父なる神様、信仰の巡礼の道では数々の人や環境に出会うかと思います。とくに、悪魔の攻撃、信仰に害を及ぼす人々、または自分の欲や弱さ、罪への心など、いろいろとあります。しかしながら、どんななことがあっても退くことなく、前を向いて歩めますように。みことばの剣と祈りの盾をもって対処できますように。またよい信仰の友と最後まで歩み続けられますように。私のすべての信仰の巡礼の道に主が共にすることを確信して歩みます。イエス様のみ名によって祈ります。アーメン

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント