逆戻りの信仰、妥協信仰はない(士師記2:11-23)

1.偶像崇拝の最高の悪を行う
11それで、イスラエル人は主の目の前に悪を行ない、バアルに仕えた。
12彼らは、エジプトの地から自分たちを連れ出した父祖の神、主を捨てて、ほかの神々、彼らの回りにいる国々の民の神々に従い、それらを拝み、主を怒らせた。


捨てる:人間が神を捨てるって話がおかしい。あんなに荒野で神様の助けをもらってやっとここまで来た。本当に荒野で多くの文句、不平不満をを神にぶつけ、神を困らせた。食べ物がない、飲み物がない、かれこれでいつも不従順した彼らを、神は最後まで我慢してここまでつれてきた。なのに、自分たちをエジプトから連れ出した神を捨てた。しかし、神は捨てても捨てられない。結局、自分が捨てられることになる。こぶしで岩を殴るって、岩がなくなるか。自分のこぶしが壊れるだけである。

●あまりにも早く彼らは周りになじんでいこうとした。周りの住民の生活や豊かさを見て憧れ、その結果、早く彼らのようになりたい、その一番よい方法は神を変えることだと思った。自分が弱者であると思うところに、問題があった。それで、強者に近づきたいということから、信仰を捨てる。

●この偶像崇拝は神様にとっては一番痛いところである。十戒の第1戒律を犯した。まるで、結婚した人が、相手の前で堂々と不倫をすることににている。なので、神様は怒ったと3回も出る。怒りが燃え上がった。

出エジプト20:2「わたしは、あなたをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主である。3あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。

●バアル:福をもたらす神、アシュタロテはバアルの妻:多産と命の神。多神教の神々。
images.jpgバアル.jpgアシュタロテ.jpg

バアルの神殿と性的な堕落が信じられない。なぜこれほど早く堕落してしまったのか。バアル信仰はあまりにも道徳的に堕落していた。信仰堕落から道徳的堕落まで起こる。その宗教の儀式の一つとして、神殿で性的な関係を保つと、神が喜び、雨を降らせ、祝福を与えるということである。そういう乱れた関係で生まれた子供たちを、今度はいけにえとして殺してささげるという、きわめて堕落した宗教である。

●イスラエル人は、自分は弱者、住民たちは強者と思い、憧れ、それによって影響された。彼と共になりたいという、同一視しようとする心理から信仰を捨てるようになる。

●だから伝道にもこれらを考えるべきである。尊敬される、頼りになる人になることで、他人に自然と伝道ができる。

●神はイスラエル人にカナンに伝道というか、神の偉大さを伝えたくて彼らを送り出したのに、伝道のどころか彼らの不信仰に妥協してしまい、つい信仰を犠牲にしてしまった。そこからイスラエル人の信仰は歴史上、下り坂となった。

●私たちもそうである。伝道のために職場に送ったのに、自分が彼らの不信仰に同調してしまうとはよくない。
結婚もそうである。もしノンクリスチャンとの付き合いならば、まずは伝道のために働くべきなのに、自分が不信仰の相手に支配され堕落してしまうことがよくある。信じる人が、主導権を握っているならば、ノンクリスチャンの相手もいずれか神を損じる可能性が高い。しかし、反対の場合が問題である。信じる者が主導権を握られると、相手のいいなりになり、いずれか信仰から離れるようになりがちである。

2.よいはずの妥協が苦しみをもたらす
13彼らが主を捨てて、バアルとアシュタロテに仕えたので、
14主の怒りがイスラエルに向かって燃え上がり、主は彼らを略奪者の手に渡して、彼らを略奪させた。主は回りの敵の手に彼らを売り渡した。それで、彼らはもはや、敵の前に立ち向かうことができなかった。
15彼らがどこへ出て行っても、主の手が彼らにわざわいをもたらした。主が告げ、主が彼らに誓われたとおりであった。それで、彼らは非常に苦しんだ。


●周囲の者を使って神は彼らを苦しませた。それで、彼らは叫ぶ。

●また、その信仰捨てによって、神がどこに行っても、災いを与えた。これが不信仰の代価である。何をしても成功できない。真の救いがない。

●これが不従順によって起こる苦しみである。

●彼らは、苦しみの故叫ぶが、悔い改めはなかった。もちろん、それでも神は聞いてくださる。
 
※苦しみの中での真の姿:痛みへの叫び+罪や不従順に対する悔い改め。


3.神の救いと不信仰のサイクルの連続
16そのとき、主はさばきつかさを起こして、彼らを略奪する者の手から救われた。
17ところが、彼らはそのさばきつかさにも聞き従わず、ほかの神々を慕って淫行を行ない、それを拝み、彼らの先祖たちが主の命令に聞き従って歩んだ道から、またたくまにそれて、先祖たちのようには行なわなかった。
18主が彼らのためにさばきつかさを起こされる場合は、主はさばきつかさとともにおられ、そのさばきつかさの生きている間は、敵の手から彼らを救われた。これは、圧迫し、苦しめる者のために彼らがうめいたので、主があわれまれたからである。
19しかし、さばきつかさが死ぬと、彼らはいつも逆戻りして、先祖たちよりも、いっそう堕落して、ほかの神々に従い、それに仕え、それを拝んだ。彼らはその行ないや、頑迷な生き方を捨てなかった。

●不信仰のサイクル:偶像崇拝>>苦しみ>>叫ぶ>>助かる>>偶像崇拝

●神の助け:神は神に従う人、士師を用いて彼らを救った。民の中には、救いのために用いられる人がいなかった。神はいつも人(神が用いる道具)を用いて働くからである。人がいないと神は働けない。もちろん、全部がそうではないが、一般にはそうである。だから、牧師も、皆さんも用いられる人となるように、自分を準備する必要がある。

●しかし、残念なことに、彼らは士師にも従わない。もう救いの方法がないかな?

●士師が死ぬ(神が用いる道具がなくなる)と、また堕落する。

●不信仰に逆戻り、それは昔のエジプトでイスラエル人がカナンに行くために、ファロー王に行かせてほしいというが、何回も断られた。厳しい災いがあれば、ファローは生きるために行かせる言うが、少しよくなったらまた行かせない。9回も繰り返す。最後は、長男が全部死ぬという災いで手を挙げ、イスラエルを送り出した。人間も同じである。少し余裕が出ると、自我が起こり、高慢になる。

「孔子の論語にでる言葉」
孔子曰。生而知之者上也。学而知之者次也。困而学之又其次也。困而不学。民斯爲下矣。

生まれてわかる人が最上。次は、学んでわかる人、その次は苦しんでやっとわかる人。最低は苦しんでもわからない人である。

苦しんでも学ばない者には神も方法がないかな?

4.むちを通した神様の愛
20それで、主の怒りがイスラエルに向かって燃え上がった。主は仰せられた。「この民は、わたしが彼らの先祖たちに命じたわたしの契約を破り、わたしの声に聞き従わなかったから、
21わたしもまた、ヨシュアが死んだとき残していた国民を、彼らの前から一つも追い払わない。
22彼らの先祖たちが主の道を守って歩んだように、彼らもそれを守って歩むかどうか、これらの国民によってイスラエルを試みるためである。」
23こうして、主はこれらの国民をただちに追い出さないで、残しておき、ヨシュアの手に渡されなかったのである。


●しかし、神は彼らを完全に捨てなかった。それは、彼らを試みるために、天敵を残したことである。これが愛の印??
神は人を、たまには天敵を用いて私たちを調練する。

Ⅱサムエル7:14わたしは彼にとって父となり、彼はわたしにとって子となる。もし彼が罪を犯すときは、わたしは人の杖、人の子のむちをもって彼を懲らしめる。15しかし、わたしは、あなたの前からサウルを取り除いて、わたしの恵みをサウルから取り去ったが、わたしの恵みをそのように、彼から取り去ることはない。

●この世で一番の怖いは、神から遺棄されることである。つまり、神の関心から消えることである。皆さん、愛の反対は、憎みではなく、無関心や遺棄である。不信仰で罰を受けるならば、それは感謝なことである。神が私を忘れていないという証拠かも。人間ならば、嫌な人には2度と関わりたくないと思う。それで、逃げる人が多いが、それは絶対よくない。人間ならば、「お前勝手にしろ」、「地獄で会うぞ」とかになる。しかし、この神様は悪を行っても、不信仰や不従順をしても、彼らを罰するが、愛は維持する。遺棄は、最高の呪いである。

●神はこの苦しみを通して、神に近づくようにした。職場にも、周りにも私を苦しめる人がいる。場合によっては、私の訓練のために与えられたありがたい人。

●しかし、むちと苦しみでないと、できない信仰は避けたい。

●逆戻り、妥協的な信仰から守るのは、結局、礼拝、毎日のみことばや祈り、交わりなどを大事にすることである。信仰は毎日つないでいくことであり、一回しっかりすれば大丈夫ではない。人によっては、過去の信仰に頼ってる人がいるが、それはよくない。

<結びの祈り>
天の父なる神様、きょうもカナン地におけるイスラエル民族の信仰的堕落の厳しい惨状を見ることができました。信仰堕落から道徳的堕落までを見るのは、心が痛くなります。しかしながらその堕落と苦しみのサイクルから抜け出すことができない姿を見ると、いかに信仰回復が難しいかも知ることができました。信仰を壊すのは簡単であっても、そこから立ち上がることは大変だということです。どうか、周りに信仰者がほとんどいないこの地において、不信仰に妥協するのではなく、死ぬまでしっかり信仰を守り、さらに成長していけますように。そのためには、日々信仰に強められることを祈ります。毎日謙虚に主と共に歩めますように。イエス様のみ名によって祈ります。アーメン

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